腸内細菌の種類と役割

人と腸内細菌は共生関係というお互いに助け合っている関係にあります。腸内細菌にとって人の腸内に住むメリットとはなんでしょうか。

まず、私たちは、定期的に食べ物を食べますので、腸内細菌には自動的に食べ物(とくに糖質)が供給されます。また腸内は適度な温度や水分が保たれており、腸内の酸素の少ない環境は、嫌気性菌が多い腸内細菌にとっては実に快適な住みやすい環境と考えられます。

一方、人にとってのメリットですが、腸内細菌が良い状態では、以下のように人の腸内でとても多くの役割を果たしており、人の存在を根本から支えています。

①常在菌として存在し、病原菌の侵入を防御

②食物の消化・吸収の補助

③必須アミノ酸、脂肪酸、ホルモン、ビタミン、ミネラルなど栄養素の供給

④有害物質(農薬、添加物、発がん性物質、放射能など)の分解

⑤免疫系の活性化と調節(感染予防、炎症・アレルギー・膠原病などを抑制)

⑥神経系や大脳活動の調節(神経伝達物質の産生の補助など)

⑦腸管運動を調節し下痢や便秘の予防

⑧腸管以外の臓器の機能の活性化や保全

⑨脂質代謝の活性化

⑩酵素の活性化

⑪人の利用できない食物連鎖を分解し短鎖脂肪酸を産生しエネルギーを供給

 

消化・吸収の補助、有害物質の分解、人が産生できない栄養素の供給、免疫系の調節が特に重要です。さらに多くの働きが、次々と明らかになってきています。一方、腸の状態が悪く、悪玉菌が優位になると以下のような色々な悪さをし、病気の原因になっていきます。

①腸内の腐敗をすすめ、下痢や便秘を起こす

②発がん性物質をつくる

③アンモニア、硫化水素、インドールなどの有害物質を作る

④免疫力を弱める

⑤高血圧、がん、動脈硬化など慢性炎症を引き起こし様々な疾患の原因を作る

⑥LGS(リーキーガット症候群)を引き起こし、様々な疾患の原因を作る

 

まさに、腸および腸内細菌の状態が人の健康にとって最も重要であることが分かります。腸内細菌は人の細胞数よりもはるかに数が多く、また、人の感情や行動、さらに食べ物の嗜好にも影響を与えることが分かってきています。

次に腸内細菌がどのように作られていくのかを解説していきます。腸内細菌は指紋のように、人によって個人差があります。一卵性双生児では二卵性双生児よりも似通った腸内細菌になります。

一緒に暮らしている人(夫婦、兄弟、家族)も腸内細菌が似てきます。ある種族や地域、国によって共通する腸内細菌の傾向というものがあります。このように、腸内細菌は遺伝あるいは環境による影響を受けますが、かなりの部分は食べ物によって左右されると考えられています。

食生活以外にも、腸内細菌に影響を及ぼす要因として、消化管の感染症、抗生剤などの薬の使用、抗菌グッズの使用、睡眠、ストレス、加齢などが知られています。

また病気の人は、一般に、腸内細菌にダメージがみられることが多いのですが、病気の種類によって一定の腸内細菌のパターンがることが次々報告されてきています。腸内細菌のパターンを解説することにより、免疫や病気の状態を診断したり、改善することによる治療が始められています。

 

自然派ドクター 本間真

 

 

睡眠不足 なぜ悪いのか

最近よく耳にする「睡眠負債」という言葉。何らかの事情で、いつもの睡眠時間が取れなかった場合、「睡眠の負債が増えてしまった」といい、「休みの日にたっぷり眠れたので負債はチャラになった」ということなのでしょうか?

     

現実では、ここうまく数字では弾き出せないのが、睡眠というもの。しかし、実際に睡眠負債を抱える「睡眠不足症候群」の人が、日本では諸外国に比べて多いという残念なデータがあります。

そして、分析の結果では、日本人の多くが「寝たいのに眠れていない」状況にあるそうです。

また、どうやら専門家の研究によると、週末の寝だめで日頃の睡眠負債をカバーするのは難しいとのこと。睡眠負債が増えてしまうと、以下のような危険性があるといわれています。

 

・インスリンの分泌が悪くなって血糖値が高くなり、「糖尿病」を招く

・交感神経の緊張状態が続いて、高血圧になる

・精神が不安定になり、「うつ病」「不安障害」「アルコール健康障害」「薬物依存症」の発症率が高くなる

・「認知症」の発症リスクも上がる

 

生活習慣の乱れなどから体内時計が狂うと、松果体から分泌されている「メラトニン(睡眠ホルモン)」の分泌が低下し、不眠に陥ります。

「セロトニン」はこのメラトニンの原料となるホルモンです。早起きをして朝日を浴びたり、日中に太陽光を浴びて、セロトニンを増やしましょう。

 

 

 

 

 

長引く夏バテ

暑さもまだ序盤の頃は「食べて乗り切るから大丈夫」などと豪語して、焼肉、うなぎ、天ぷらにビール、アイスといった冷たいものまでガンガン入れて平気だった胃袋も、気づけば胃もたれするようになり、やがて「今日はやめとく」という言葉に変わる始末。秋風が吹くようになっても、日焼けと夏バテは残るものです。

《食材》

とうもろこしがおすすめです。夏に限らずレトルトパックや冷凍食品などで、季節を問わず出回っています。

また家庭菜園のとうもろこしは、たとえ不揃いな粒でも、採れたてはおいしいものです。胃腸から体調を整えることに優れた、夏バテのおなかにやさしい夏野菜です。

《生薬》

夏も冬もエアコンを使い続けて電気代がかさむ時、身体の体温調節にかかるエネルギーの消費量も増大しています。

夏バテはそのエネルギーが不足してくると起こります。牛黄は、エネルギー不足で暑さに負け始めた全身の立て直しを助けてくれる生薬です。

《ツボ》

隠白というツボ。このツボは消化吸収と水分代謝を整えるツボで、吐き気、腹痛、頭痛などの突然の体調不良を和らげたい時によく使います。

押して痛くても、急性の症状の時は少し我慢してでも「隠白」を中心に、親指全体を根気よく揉みほぐすと良いでしょう。

 

 

 

耳の大きなおじいさん

このお話は、とある薬局がご紹介されていたお話です。とても感銘を受けたのでこちらでもご紹介させて頂きます。

 

私が子どもの頃、近所に東(あずま)さんというお宅があり、そこにおじいさんがいました。

おじいさんはいつも籐椅子で揺られていました。耳が大きくいつもニコニコして、いつも半分寝てました。

もとは父と同じ病院の歯医者さんでしたが、数年前に定年退職しましたので65歳くらいです。今なら65歳は高齢ではありませんが「村の船頭さん」の歌詞にも「ことし60のおじいさん」とあるくらいですから、当時は65といえば、近所でもっとも高齢でした。

この「耳の大きなおじさん」は「悩み事、相談事をするととても楽に、解決が見つかる」ということで評判で、近所の人はもちろん、遠くからも人がやってきました。

私は小さな子どもだったので、実際に相談したわけではあしませんが、人の話によると相手が笑うと、おじいさんも微笑んでくれるのだそうです。

相手が泣くと、おじいさんも涙を流してくれるのだそうです。

相手が黙り込むと、おじいさんは優しい目で見つめて黙って待ってくれるそうです。

そして、相手が立ち上がると、抱きしめてくれるそうです。そのまま玄関まで送ってくれて、相手が見えなくなるまで手を振ってくれるのだそうです。

相談に来た者は、最後にはみんな涙を流して「ありがとう!ありがとう!」と感謝して帰っていくそうです。「耳の大きなおじいさん」はどんな悩み事も、受け止めてくれるのだそうです。

あとになって私は、父親にこのことを聞くと「あのおじいさんはね、耳は聞こえなかったんだよ」と衝撃的なことを話してくれました。

「えっ!どうして!どうして耳の聞こえない人が相談を解決できたの?」と聞くと父は「さあ、わからないけれど…きっと愛だったんだろうね」と言いました。

そして父はボケ(認知症)がかなり進んでいた、と付け加えました。

耳が聞こえないおじいさん、認知症のおじいさん、相手の話も聞こえない、相手の話も理解できないおじいさんが、多くの人の相談事や悩み事を解決したということ。

そのおじいさんを思い出すと、いつもニコニコしている笑顔が浮かんできます。相談者は、黙って聴いてくれること、うなずいてくれること、共に喜んでくれること共に悲しんでくれること、それを一番に求めているのです。

 

 

『地球村』出版「ありがとう」より

 

なぜ医者が抗生剤を使いたがるか

とあるお医者様のコラムを抜粋します。

 

医者がなぜ抗生剤を使いたがるのかをとてもわかりやすく解説していますのでご紹介します。

細菌(通称バイ菌)とウイルスは全く違うものです。抗生剤は細菌を死滅させる薬であり、ウイルスには全く効きません。風邪の原因のほとんどはウイルスですので「風邪です。抗生剤を出しておきます」

というのは大きな矛盾です。医者であれば重々承知している事です。では何故効くはずのない抗生剤を出すのが常識になっているのでしょうか。

理由その1:「風邪で弱っている時は、普段なら感染しない最近に感染する可能性が高くなるから、二次感染予防のために抗生剤が必要だから」

研修医の時に教わった事です。確かにそういう場合もあるかもしれませんが、まれでしかありません。それに細菌感染であっても、自分の力でほぼ治ります。熱が長引くとか(喉などの)痛みが強いとか、なかなか自力で治りきらない場合に使用すれば遅くないと思います。

 

理由その2:「(脳に細菌が入り込んで命に関わる)細菌性髄膜炎の予防のため」

髄膜炎は熱が出た時点で脳に細菌が入り込んでいるため、内服の抗生剤ではどうしようもありません。風邪と髄膜炎との違いは、意識障害があるかどうかです。

初期の意識障害の判別は難しいところもありますが、それを感知するセンサーを磨くことが小児科医がまず獲得するべき能力です。

髄膜炎は予見できないため、早期発見するしかない病気です。そして髄膜炎となったら点滴の抗生剤を大量投与して徹底的に細菌を死滅させないと命に関わってきます。

抗生剤は使用すればする程、耐性菌という抗生剤が効かない細菌に進化してしまいます。髄膜炎の時に抗生剤を効かせるために、それ以外での抗生剤投与は控えた方がいいと考えます。

 

理由その3:「薬を投与しないと、医者をしての役割をはたしていないように、医者も患者さんも感じているから」

医者が診療でまずすべき事は、重症疾患かどうかを判定することです。全ての薬は体の負担になりますので、経過観察だけですむ状態であればその方がよいのです。

しかし、検査や投薬をしないと役割を果たしてないと医者は感じてしまうところがあります。又、患者さんの方も同様に、何もしてくれないと感じてしまいがちです。

そういう理由でやや過剰に投薬する傾向にあるのです。

理由その4:「他の医者から悪く思われないために、できるだけのことを最初からしておきたいと思っているから」

外来では経過を見ている間に悪化する事がありますが、悪化して他の医療機関にかかった場合、最初に診察した医者が悪く思われてしまいがちです。

後出しジャンケンと同じで、後で診る医者の方が絶対的に有利だからです。それを避けるためにも、最初からやや過剰に投薬してしまう傾向にあるのです。

 

理由その5:「今までのやり方を変える事が難しいため」

ほとんどの場合は抗生剤を投与してもしなくても、自分の力で治ってくれます。又、薬も分解したり排泄したりして、さしあたって大きな問題はなく過ぎていきます。今までうまくいっている(ように見える)方法を変えることはなかなかできないのです。

他にも理由があるかもしれませんが、様々な理由により風邪には効果がないはずの抗生剤が出されています。

 

僕はほとんど抗生剤を出さずに診療をしていますが。その理由は次のとおりです。

1)二次感染して困ったらその時に抗生剤を使用しても遅くないから

2)内服の抗生剤髄膜炎を予防できるとは考えていないから

3)医者は薬を処方するのが仕事ではないので、できるだけ薬の処方はしない方がよいと思ってるから

4)他の医者に悪く言われることがあってもしょうがないと諦めているから

5)そして腸内細菌だけでなく口や喉にいる大切な細菌を抗生剤が破壊し、かえって風邪やアレルギーなどの病気になりやすいのではないかと疑っているから、です。

これだけたくさんの抗生剤を処方するのは、日本がダントツ1位だそうです。日本の常識は世界の非常識、ということがあるのです。

 

やまびこ小児科クリニック院長 横地 真樹 先生

 

頻尿 なぜ悪いのか?

尿が出るのは体内で新陳代謝が行われている証拠。でも「頻尿」というのは良い事ではないらしい…では、頻尿というのは具体的にどういう状態をいうのでしょう?

平均的な1日の尿の回数は4~8回、夜中0~1回といわれています。疾患がなく、膀胱の機能に異常がない場合でも1日の尿の回数が9回以上になると頻尿と考えられます。

腎臓機能の低下が疑われ、さまざまな疾患に繋がる予兆であったり、日常生活にも影響が出てくる場合がありますので、対処が必要です。冷えがある人は暑い季節であっても飲料は常温で飲むように心がけ、コーヒーやお茶、ビールなど利尿作用のある飲料は控えめに。

血流が悪い人は、汗をあまりかかず、余分な水分は尿として排泄することになってしまうのです。また、頻尿から解放されるためにお水をあまり飲まないというのは逆に健康上よくありません。

頻尿対策には、膀胱や子宮、尿道を支えている骨盤底筋という筋肉を鍛える体操も効果的です。夏場でも冷房対策の服装を考えたり、毎日ゆったり入浴してカラダを芯から温め、汗を流す機会を意識して作ることで、頻尿を改善していきましょう。

 

薬が効かないのは鉄不足? 隠れ貧血の話

「貧血」とは、簡潔に言えばへモブロビンの量が下がり、酸素を運ぶ力が低下している状態です。

実際に血液検査ではヘモグロビンの値から貧血であると診断されるのですが一見、ヘモグロビンの値から貧血であったという「隠れ貧血」について今回はお話します。

貧血も隠れ貧血の原因も「鉄不足」ですが、隠れ貧血はヘモグロビンの値には表れず「フェリチン」の値に出てきます。

フェリチンは細胞内に存在するたんぱく質で鉄分を蓄えることができる鉄の貯蔵庫です。

フェリチンの基準値は女性で5~152ng/m1 と幅広くなっていますが、この基準値の範囲内であっても概ね40ng/m1を下回る場合は鉄分(の蓄え)が不足している状態です。

このような隠れ貧血は、全身倦怠、肩こり、何となくの不調、うつ、パニック症状などを起こしたり、傷の治りが遅かったりと様々な症状の原因となります。

何故、鉄不足が貧血だけでなく、そのような症状を招くのでしょうか。

体に取り入れられた鉄分は様々な働きをしますが、冒頭に書いた通り、酸素を運ぶための赤血球を作るのが最も大切な仕事であると体は判断します。

鉄分が不足すると体に取り入れた鉄のほとんどを赤血球を作るのに使ってしまうため、ほかの細胞や皮膚粘膜、免疫、コラーゲンなどを必要とする鉄分まで供給できない状態になっています。

細胞への鉄の供給が不足するとミトコンドリア(エネルギーをつくる)内でATPの合成に重要な働きに支障が生じ、細胞レベルで元気がなくなっていきます。

筋肉細胞への鉄分が不足すると全身倦怠感がおこり、神経細胞への鉄分が不足すると集中力がなくなったり、イライラしたり、うつの症状が現れたりします。

また血管を作ってるコラーゲンの合成にも鉄が必要なため、不足すれば血管の弾力性などが失われ内出血がおきやすくなったりして、ぶつけた覚えもないのに青タンができているといった状態になります。

コラーゲンが鉄不足になると細胞分裂の際にコラーゲンの合成に支障が生じ、口内炎や肌荒れなどをおこします。

 

 

ちょっと役に立つ話

「足の冷え」「むくみ」は血管の老化が原因 足の動脈硬化

 

例年になく寒い日が続いた今年。血流が悪化して「足の冷え」や「足のむくみ」「しびれ」に悩む人が少なくなかったようです。

足の冷えは毛細血管が末梢血管まで酸素を運んでいく重要なルートで、毛細血管のコンディションが整わないと、体の組織に十分な酸素が行き渡らなくなり、足の冷えや疲労感という、血管の老化である動脈硬化の一歩手前の状況につながります。

手足の冷えなどを改善するためには、血液の流れる道をよくすること、血液の質の向上、血液の流れる毛細血管を正常にすることが大切です。

足の動脈は、足の指先に向かって血液を送り、酸素と栄養を供給しています。足の動脈の病気で多いのが、動脈が途中で狭くなったり詰まってしまう動脈硬化によって、酸素不足や栄養不足を起こす「抹消動脈疾患」(PAD)です。

足のPADは日本では「下肢閉塞動脈硬化症」とも呼ばれています。下半身に向かう動脈は、骨盤の部分で枝分かれし、太もも、ふくらはぎを通って、足の指先に血液を送っています。

このふくらはぎ、太もも、骨盤の中を通る太い血管そのものが狭くなったり詰まったりすると、血液が十分には流れず、酸素不足、栄養不足となります。

PADになると、しびれや痛み、悪化すると潰瘍ができたり、ひどい場合には壊死することもあり、全身の動脈硬化を伴うことも多く、心筋梗塞や脳梗塞に罹患する危険性が高まります。

 

PADのサイン

●階段を上るときに足が重くなる、あるいは足が出なくなる

●手足の冷えが辛く、夏場の冷房が苦手になった

●お風呂から出ると血流の悪い部分の白さが目立つ

●朝晩に手足の冷えを強く感じる

●水道水が冷たくて触れない

●厚手の靴下が手放せない

ちなみにPADは50歳以上の男性(女性の8,9倍)の喫煙者に多いとされています。

 

足のしびれは坐骨神経痛の場合も

坐骨神経痛は中高年の方に多く見られ、お尻や太もも、すね、ふくらはぎ、足にかけて鋭い痛みやしびれ、ふくらはぎの張り、冷感や灼熱感、締め付け感などの症状があらわれます。こうした症状は、足の一部分だけに強く感じることがあれば、足全体に強く感じる場合もあります。

腰部脊柱管狭搾

「背骨は、身体を支える役割とともに、脳から背骨に沿って延びてきた神経(骨髄)を守る役割も担っています。この神経が走っていると背骨の隙間のことを「脊柱管」といいます。

腰部脊柱管狭搾とは文字通り、腰のあたりにある脊柱管が狭くなって神経が圧迫された状態のことで、50代を超えた中高年に多く見られます。

脊柱管が老化などの原因で狭くなり、神経根や馬尾と呼ばれる部分が圧迫され、下半身に痛みやしびれ、麻痺や間欠跛行と呼ばれる痛みによる歩行障害を伴う事もあります。

症状としては、

●いつもお尻に痛み、しびれがある

●足だけでなく、腰にも痛みがある

●足が激しく痛み、少し歩くと歩けなくなる(間欠跛行)

●安静にしていても、お尻や足が激しく痛んで眠れない

●体をかげめると痛くて靴下をはけない

●痛みやしびれ以外に冷感やだるさ、灼熱感(チリチリと焼けるような痛み)がある

●立っていると足が痛んできて、立ってられない

その他腰の痛みの疾患は、ぎっくり腰、腰椎椎間板ヘルニア、心因性腰椎症、10代の成長期にジャンプや腰をひねる運動、身体を反る動きなどを伴う激しいスポーツ(水泳、バドミントン、テニス、野球など)を行っている場合に脊椎分離が多く起こることが多く、症状が悪化し、脊椎の分離が進むと、椎間板にも歪みが起こり、椎体そのものがずれてしまう「脊椎すべり症」があります。

または、内臓疾患や脊柱の炎症、腫瘍などの異常が原因で急な強い痛み又は鈍痛を引き起こすことがあり、胆石症、尿路結石、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮頸管炎、化膿性脊椎炎、脊髄腫瘍他があります。

内臓疾患が原因の腰痛の場合、発熱、寒気、吐き気、などのほかの症状があったり、腰以外の場所も痛むといった特徴があります。

 

自律神経とカルシウム

自律神経の乱れを防ぐには??

①生活のリズムを整える

なるべく決まった時間に寝起きし、食事も規則正しくとりましょう。

体内時計が整い、交感神経と副交感神経のバランスが整うようになります。

 

②睡眠時間をたっぷりとる

睡眠中は副交感神経が優位に働き、体の疲れを癒すとともに免疫力を高めてくれます。

③軽めの適度な運動

あまり激しい運動は逆効果になることも。ウォーキングやストレッチなど軽めの運動を生活に取り入れましょう。

④食事の栄養バランスも大切

カルシウムをはじめビタミン、ミネラルなど栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

 

自律神経の乱れとは??

自律神経には活発な活動時に働く交感神経とリラックス時や睡眠時に働く副交感神経があります。

生活リズムの乱れや大きな寒暖差、強いストレスなどにより、この2つの神経のバランスが崩れ、自律神経の乱れを引き起こすのです。

自律神経が乱れると頭痛、めまい、腹痛、肌荒れ、倦怠感、気分の落ち込みなど、様々な症状として現れることがあります。

 

自律神経の乱れはカルシウムで予防

カルシウムは骨を作るのに必要な栄養素として知られていますが、神経の伝達にも深く関わっています。

カルシウムには神経の緊張を鎮めて精神的なイライラを抑えてくれる働きがあるのです。

また、カルシウムを充分に摂ることで睡眠の質も高まり、自律神経のバランスを整えてくれる効果が期待できます。

カルシウムは日本人に足りない栄養素

日本人は他の栄養素と比べてもカルシウムの摂取量が足りていないのが現状です。

日本の水はカルシウム含有量が少ない軟水であり、飲料水やその水で育てられた作物を食べていることが原因の一つと考えられています。

 

カルシウムが吸収される仕組み

食物に含まれるカルシウムは「結合型カルシウム」です。

「結合型カルシウム」は胃で胃酸によって「カルシウムイオン」になり、イオン化したカルシウムが腸から吸収される仕組みです。

食物からのカルシウムの吸収率は30%前後といわれ、必要な量のカルシウムを摂取することは難しいことです。

さらに高齢になつにつれて吸収率は低下するといわれています。

そこで、必要に応じてカルシウム製剤などで補給するのがいいでしょう。カルシウム製剤には、錠剤、散剤、液剤などがありますが、吸収率のよいイオン化された液剤が効果的です。

毎日の食事にプラスして上手に活用しましょう。

 

 

 

 

 

 

腸もれは万病のもと

あいた穴から出た毒が体内の隅々まで送られる

いつもなんとなく体調が悪い、イライラしたり落ち込んだりする、そんな人は「腸もれ」が起きているかもしれません。

「腸もれ」とは小腸内の消化物を吸収する穴が広がり、そこから毒素や細菌、未消化物の食べ物などが血液中に漏れてしまう現象のことです。これでは腸は満足に働くことができず、体を健康に保てません。

本来腸は、体に必要なものだけを吸収し、不必要なものが入らないよう防いでいる器官です。そこに穴が広がったらどうでしょう。漏れ出た毒素や細菌などは血液の流れに乗って体中に運ばれています。

この「腸もれ」現象は実は珍しいことではなく、世界中の人々に起こっています。欧米では【リーガット・シンドローム】 Leaky=もれる + Gut=腸 と呼ばれていて、アメリカでは「心身に様々な不調を引き起こすトラブル」として注目されています。中でも代表的なものが、食物アレルギーです。日本がまだ貧しかった頃は食物アレルギーは滅多とありませんでした。

ところが、高度成長期以降、私達は腸にやさしくないことばかりしてきました。食物繊維の少ない食事、遺伝子組み換え食品や保存料を使った食品の摂取、ストレスの多い多忙な毎日…これらは腸が嫌がることばかりで腸の粘膜を疲弊させてしまいます。

食物アレルギーを発症する要因はいくつかありますが、中でも問題なのは乳幼児の間違った子育ての仕方にあるのかもしれません。生後10ヶ月までの期間は、赤ちゃんの腸内フローラが形成される重要な時期です。私たちの腸には3万種以上、100兆個以上の最近が生息しています。これらは種類ごとに固まって生息しているため、植物が群生しているように見えることから腸内フローラ、腸内細菌叢(そう)と呼ばれています。食べ物の消化・吸収をはじめ免疫力を維持するなど生命活動の菌を維持するためのエネルギーが作り出されています。この重要な時期に、赤ちゃんがどれだけ多くの菌と接触したかがその子がアレルギーになるかどうかを決定しているといっても過言ではないのです。

お母さんのおなかにいる間、赤ちゃんは完全に無菌状態で育ちます。この世に生れ出た瞬間から、様々な種類の大量の菌に接触していくのです。私たちの周囲には、いい菌も少し悪い菌もいます。

このどちらも、出来るだけ多様な種類の菌を取り込む方が丈夫で免疫力の高い腸内フローラの形成につながります。赤ちゃんがなんでもむやみになめたり口に入れたりするのは、免疫が未発達の赤ちゃんが雑菌だらけの世界で生き延びていくために周囲の菌を腸内に取り込んでいるのです。生後10ヶ月頃、腸内細菌勢力分布がほぼ決定し、この時に決まった形成バランスを一生持ち続けます。ところが、最近の過度な清潔志向は、赤ちゃんを菌から遠ざけてしまいます。これでは十分な免疫を獲得できず、抵抗力が弱い子になってしまうのです。

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