人が老いる原因は「代謝の低下」にあり!No2

しかし、「老化」はみな同じではありません。

老化の速度や、老化の仕方は人それぞれで個人差があります。人が老化する最大の原因は、細胞の老化にあります。
私たちの体は、筋肉や骨、皮膚、内臓などで構成されていますが、その中には37兆個(今までは60兆個と一般的に言われてきました)もの「細胞」が存在し、それぞれの場所に見合った役割を果たしています。

皮膚の細胞は外からの刺激から身体を守る役割を、筋肉の細は身体を動かす為の働きをするといったように、細胞が適切な仕事をすることで、私たちは活動することが出来ているのです。
最初は母親の受精卵という、たった1個の細胞だったものが、細胞分裂し、20歳ピークに、細胞の数は緩やかに減少していきます。


新たに作られる細胞よりも、古くなって死ぬ細胞のほうが増えてしまうからです。
カギとなるのは細胞内の染色体の両端にある「テロメア」と呼ばれる部分です。
細胞が分裂する際などに、損傷して情報を失うのは困ります。
そこで両端に、情報の何も書かれていない尾のようなテロメアがあるのです。
テロメアは細胞分裂をするたびに短くなります。大事なデータを守っているとはいえ、テロメアが短くなるほど、染色体の状態は不安定になります。
その為、染色体の情報が正確に伝わらなくなり、細胞は本来すべき仕事が出来なくなってしまうのです。


皮膚の細胞であれば潤いを保てなくなりますし、筋肉の細胞は筋力の維持が出来なくなってしまいます。

テロメアの長さが、私たちが感じる「老化」の指針になるのです。
最終的にテロメアがほぼ消滅した状態になると、細胞分裂は完全にストップし、その細胞は寿命を終え「老化細胞」と呼ばれるようになります。
老化して遺伝子情報の壊れた細胞が生き続けてしまうと、その細胞自身が「がん細胞」に変化することがわかっており、テロメアを短くし細胞を働けなくするシステムは、ガンを抑制する為の体の防御反応だと考えられているのです。

役目を終えた細胞が体内に残っているということは、健康な細胞からすればゴミ屋敷に暮らしているようなものです。
その為、加齢によって老化細胞が体内に大量に蓄積されると、臓器や組織が低下し、様々な病気を引き起こしてしまいます。
では、細胞の寿命とはどのくらいなのかと言えば、寿命の長い細胞では、最大50回の分裂を繰り返すことが可能で、人間の年齢に換算すると120歳くらいまでは命を保てるだけの寿命があると考えられています。

怪我や感染症が原因の場合は別ですが、大きな事故もなく生きた場合では、本来の細胞の寿命よりも、かなり早い段階で多くの細胞を失い、死を迎えていることがわかっています。
ちなみにテロメアの細胞分裂を遅らせる酵素というのも存在します。

老けない体をつくる「発酵食」中西雅寛より

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長谷川真理

長谷川真理

趣味: コンサートに出かけて、大声で叫んで楽しむことです。 ①びわ温灸指導員 冷えや肩こりの方に、体を芯から温めることによって代謝をあげるお手伝いをしています。私自身もお話とすることで、元気をいただいております。 ②ニュースキャン担当 お客様の健康レベルをアップできるように、サポートしています。

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