人工甘味料は糖尿病の引き金

糖質制限をするときに、人工甘味料を頼る人がいる。「砂糖じゃないから大丈夫」と考えてしまう。

血糖値を上げない、肥満にならないという触れ込みで、ずいぶん使われてきた人工甘味料だが、ここにきて、いろいろ問題があることがわかってきた。

健康な人が人工甘味料を摂り続けていると、腸内バランスを崩し、それにより「耐糖能」が悪くなって糖尿病になるという論文が出た。耐糖能とは、インスリンがブドウ糖を処理する能力のことだ。

つまり、人工甘味料を長く摂っているとインスリンの働きが悪くなってしまうのである。家族に糖尿病を患う人がいる場合、「自分も糖尿病になりたくないから、砂糖の代わりに人工甘味料を使っていた」というケースが多いのではないだろうか。

    インスリンの働き↓↓↓          インスリンの作用不足のしくみ↓↓↓

     

人工甘味料はAGE(タンパク質と糖が加熱されてできた物質)を増やすこともわかっている。AGEが糖尿病合併症の真犯人であり、全身の老化の原因であることは重ねて述べておきたい。

加えて人工甘味料が腸内細菌に悪さをすることも明らかになってきた。人間は、善玉・悪玉あわせて1~2キロくらいの腸内細菌を持っている。そのバランスが崩れると、さまざまな怖い病気の引き金になるころが報告されている。

なかでも「リーキガットシンドローム」という病気は注目に値する。私達が食事をすると、分解された栄養素が腸から吸収され、不必要な老廃物は便となって排泄される。ところがリーキガットシンドロームに陥ると、腸粘膜のひだに小さな穴が開き、本来であれば体内に取り込むべきでない毒素や未消化物を取り込んでしまうのだ。

それによってクローン病、食物アレルギー、リウマチなどを引き起こすことがわかってきている。人工甘味料は、市販の清涼飲料水などにも使われている。

「果糖ブドウ液糖」「アセスルファムK」「アスパムテーム」「スクラロース」「ネオテーム}「アドバンテーム」「サッカリン」などという表記があったら注意してほしい。

私達が糖質を摂ると、それは全てブドウ糖に分解される。そしてブドウ糖は腸から吸収されて血中に出ていく。血中にブドウ糖が出てきたことを察知すると、膵臓からインスリンが分泌される。

インスリンはブドウ糖が血中に溢れて血糖値が上がり過ぎないように、せっせと働く。

余ったブドウ糖をグリコーゲンという物質に替えて筋肉や肝臓などの細胞に取り込み、それでも余ったブドウ糖を脂肪に替えて脂肪細胞に取り込む。健康な時は、糖質を大量に摂っても膵臓からインスリンが出て、こうした作業を頑張ってこなしてくれる。

しかし、あまり無理をさせていれば膵臓だって疲れてしまう。そしてある時、「もうダメです」とインスリンを速やかに出せなくなって、血中のブドウ糖をうまく取り込めなくなってしまう。

これが「血糖値が高い」という状態であり、生活習慣が原因の2型糖尿病の始まりである。

もっともインスリンの出が悪くなろうとも、血糖値が上がろうとも、それだけでは何も感じない。だから多くの患者さんが一向に危機感を持たないでいるのだ。

 

むびょうニュースより

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瀬尾 由佳

瀬尾 由佳

趣味: 休日は音楽鑑賞へ出かけたり、読書を楽しんでいます。             ①スキンケアーとお手入れ会 季節や生活環境の変化と同様、お肌の状態はいつも一定ではありません。そしてお客様が生まれ持っている肌質に合った化粧品・スキンケア用品を見つけていくことが大切です。現在お持ちのお肌のお悩みがある方はぜひご相談下さい。 あなたにあった化粧品をセレクトしご提案いたします。 ②ニュースキャン担当 お客様の健康のお手伝いをニュースキャンでさせて頂いています。セラピーに癒されに来てください。
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