ノロウィルス対策

 

ノロウィルスは、乳幼児から高齢者までの幅広い年齢層で急性胃腸炎を引き起こすウィルス性の感染症です。

主に冬場に多発し、10月頃から流行がはじまり12~1月にピークを迎えますが、年間を通して発生します。

食品からの感染だけでなく、人から人への感染も多いことから食品を取り扱う飲食店・給食施設・宿泊施設・保育施設・高齢者施設・病院や人が多く集まる集客施設などでは、感染予防に向けた万全な衛生管理が求められています。

 

感染の原因

●感染した調理従事者からの手指を介した二次汚染。

●汚染された食品や二枚貝。汚染された食品を加工したときの調理器具。

●感染者の嘔吐物やふん便など。手すりドアノブなどからの二次汚染。

 

対策

1 衛生的手洗い

衛生的手洗いとは、感染予防や食中毒予防のために通過菌をすべて除去することを目的とした手洗いです。

食品を取り扱う方は、衛生的手洗いが必要です。

とくに手洗いが不十分になりやすい部位(親指や指先、手のしわなど)を意識してしっかり洗います。

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2 環境の清浄

ノロウィルス対策として清浄すべき箇所

●便座、ふた

●トイレの水栓レバー

●ドアノブ

●テーブル、イス

●手洗い場、水道などの蛇口とシンク

●エスカレーター、手すり

●エレベーターのボタン

●レジ、自動販売機

●冷蔵庫、冷凍庫の取っ手

●機器類のスイッチ

●カートの持ち手      などなど

多くの人が触れる箇所はウィルスが付着している可能性が高く、そのような場所をこまめに清掃することが感染拡大を防ぐポイントとなります。

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3 汚物 嘔吐物の処理

次亜塩素酸ナトリウムを1000ppm以上に調整します。

手袋(2枚重ねでの着用)、ガウン、エプロン、マスク、シューズカバーを用意してください。

すべて使い捨てのものが理想的です。

●汚物の量と同量の次亜塩素酸ナトリウムを汚物が飛び散らないように静かに注ぐ。

汚物が広がらないように吸水性のあるペーパーでおおうと効果的。

●汚物のウィルスが飛び散らないように、汚物を使い捨てのペーパータオル等で外側から内側に向けて静かに取り除く。

同一面でこすると、汚染が広がるので注意する。

●汚物を取り除いた床をペーパータオルなどでおおい、ペーパータオルが十分濡れるように次亜塩素酸ナトリウムを注ぐ。

10分間程度おいたあと、拭き取り、さらに次亜塩素酸ナトリウムに浸したペーパータオル等でふく。

そのあと水拭きをする。

カーペット、壁紙などは脱色するおそれがあるので注意する。

 

4 食品の加熱処理

ノロウィルスによる食中毒を防ぐためには、食品取扱者や調理器具からの二次感染を防ぐことに加え、食品を中心部までしっかり加熱することが大切です。

加熱調理食品は、中心温度75℃で1分間以上!

二枚貝等ノロウィルス汚染のおそれのある食品の場合は、85~90℃で90秒間以上!

ノロウィルス食中毒の原因食品として特定された事例では、カキ関連事例(生カキ・カキフライなど)が多く全体の約11%、カキ以外の貝類(シジミ、アサリ、ハマグリ、ホタテなど)が原因となる事例も報告されています。

 

 

2016年もスタートしたばかり!

ノロウィルス対策をしっかりとして、健康で元気に毎日を過ごせるようにしましょう!

 

SARAYAより

 

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大倉 千華

大倉 千華

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